出 産 |
無事出産してから三日目には、ご近所におはぎをくばったものです。七日目には、お七夜といって、親戚や仲人を招き、命名披露を行い、赤飯などで祝います。 |
お宮参り |
男児は三十一日目、女児は三十三日目にお宮参りを行います。参拝して子供の無病息災を祈願します。お祝いの返礼には、紅白饅頭や紅白上用饅頭などが使われます。 |
七五三 |
昔は男女とも三歳で髪を伸ばし始めるので「髪置きの祝い」を、男児は五歳で初めて袴をつけるので、「袴着の祝い」を、女児は七歳で付け紐をとって帯を結ぶようになるので「帯ときの祝」を行いました。それが現在の七五三の始まり。千歳飴、引菓子、赤飯は欠かせません。 |
結納・結婚式 |
縁あって、二人の男女が一生の伴侶として結ばれる結婚。そのめでたき日のお祝いにも紅白饅頭、おため(吉兆・しゅしゅ)などの和菓子は活躍します。 |
通夜見舞い・葬礼 |
お通夜には、盛菓子、茶菓子などが用いられます。故人の冥福を祈り、葬儀に供えるお菓子には、日持ちのするお菓子が重宝します。 |
法 要 |
初七日、三七日、五七日(三十五日)、七七日(四十九日)、百か日、一周忌と法事が行われます。また、その後も三回忌、七回忌、十三回忌、二十三回忌と続いていきます。法事の式菓子には色々な和菓子が用いられ、集まった方々へのお礼の気持ちを表します。五十回忌からは、菓子に赤いものを用いても差し支えなくなります。 |