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水口煙管の由来
近江の国、水口で作られた煙管は江戸時代には名物の 一つに教えられ、「水口煙管」と呼ばれ、東海道水口宿の街道土産として売られていました。大槻玄沢の『篶録』には日本で最初に作られたという古い煙管の木版画が載っており、 |
「太閤銅」と「水口 権兵衛 吉久 天正五」の文字が線刻されていることから、「水口煙管」は、太閤秀吉の好みによって作られたとされ「太閤張り」と呼んで、長く日本の煙管の元祖と信じられてきました。
現在ではこの説は退けられていますが、当時全国的なブランドとして知られていました。喫煙風俗の変化とともに近代になって絶えてしまい、現在では幻の煙管として、現存数も極めて少なく、めったにお目にかかれなくなってしまいました。
幣舗では、このような「水口煙管」を後世に長く伝え知っていただくため、昔懐かしい手作り「絹巻き」で、東海道水口宿土産として調整いたしました。 |
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薄く焼いたおせんべいに有平糖が入っています。有平糖とは砂糖と水、水飴を煮詰めて作ったものです。
パリパリ、コツコツとした食感と懐かしい味をお楽しみください。
一本一本に「水口」の焼印を施してあります。
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